2012年2月7日火曜日

Smith Westerns @Turner Hall Ballroom in Milwaukee


Smith Westernsの全米ツアー最終日、ミルウォーキー公演に行ってきました!
アメリカのコンサートはチケット番号がないので
開演時間ぴったりに行っても最前列に行けました
前座はSPIN'sのベストニューアーティストに選ばれていたBleachedと
NY出身のPorcelain Raft
Bleachedはお洒落でメンバーも雰囲気があったけど
曲自体は良かったのに演奏があまり良くなかったので惜しい感じでした。
Porcelain Raftはシンセが心地よくて歌も演奏も上手かった
(この2組は別記事で改めてまた紹介します)

前座が終わり、夜の11時を回るころ歓声とともにSmith Westerns登場!
正式メンバーは3人ですが、ギター兼キーボードとドラムの2人のサポメンがいて
編成は5人でした
フロントマンのCullen君、写真で見るよりも細い
スキニージーンズに花柄シャツとデニムシャツを着こなしていてお洒落

1曲目はAll Die Young
彼らのきゅいんとしたギターの音は狂おしいほど甘くて切なくて
聞いていて胸が苦しくなるぐらい
1stアルバムは音源だと荒削りでへろへろな感じですが
3,4曲しか1stの曲はやってませんでしたが
ライブで聞くと、2ndのようなメロディアスなアレンジになっているというか
明らかにギターの音が違くて、成長を感じました
特にDreamsの後半、盛り上がる部分の演奏とコーラスが
あまりに迫力があって、鳥肌がたった

サマソニで見たときはMCもほとんどなく淡々と演奏してたけど
この日はCullen君、変なテンションでした
MCも良く喋っていたし、ステージを動き回っていて
しまいにはシールドが抜ける始末
ただ(あまり気にならなかったのですが)声の調子はあまり良くなかったようです
ギターのMaxとCullenの間ぐらいの場所で見ていたんですが
ちらっとベースのCameronの方を見ると
どうした?!ってぐらい変な動きでベースを弾いてて正直気持ち悪かった・・・

途中で新曲も披露していましたが、2ndと路線変わらず
キャッチーなギターポップでなかなか良かったです。新譜も期待。

2nd最後の曲Dye the Worldでパフォーマンスは締めくくられ
1時間に渡る彼らのライブは終了
Smith Westernsはロマンチックでドリーミーな世界を見事に体現し
その世界に存分に酔いしれたと同時にあまりにも切ない気分にさせられました
こんなにも感情が揺さぶられたライブは初めてで
ライブが終わったあともしばらく夢心地な気分でした

Smith Westernsは2011年の私のベストアルバムだったのに
半年前のサマソニで見た公演がいまひとつだったので
本場で見てみたかったバンドのうちの一つ。
ツアー最終日だったので彼ら自身、熱が入ってたのかもしれないし
「アメリカのライブハウス」という雰囲気のせいなのか
それとも半年の成長によるものなのか
サマソニとは比べ物にならないぐらい格段と演奏が良くなっていたように感じました
次に新譜を出したときまた来日して彼らの本領を日本でも発揮して欲しいです

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