2016年11月25日金曜日

Theme Park // L.A (Is Stealing My Friends)


こんなにも真夏の太陽が似合うイギリスのバンドはいないのではないか。
イギリス、ロンドンの3人組Theme Parkが再び戻ってきた。
2013年リリースしたアルバム『Theme Park』は
若さゆえに作ることのできるノスタルジックでドリーミーな曲が詰まっていたけれど
3年を経た彼らの新曲「L.A (Is Stealing My Friends)」は
色褪せるどころかさらにその輝きを増しているように思う。
特に曲の後半のエモーショナルなギターリフと美しいヴォーカルに
胸の高まりを押さえることができない。

Theme Park // L.A (Is Stealing My Friends)


LAの青い空をバックにプールサイドでレモネード飲みたい、
彼らの曲ってそんな感じ。
MVは鮮やかな色合いの映像にも関わらず内容はサスペンス
というギャップも面白いです。
2ndアルバムのリリースももうすぐ(恐らく来年?)のようですごく楽しみだなー

2016年11月23日水曜日

NEW VIDEO: カワイイ女子が踊りまくっています!(INHEAVEN、San Cisco、Elohim)

元々映画を批評する勉強を大学時代にしてたこともあり
ミュージック・ビデオを観るのは好きなので、
今後定期的に気になる新しいミュージック・ビデオを紹介してこうかなと思います。
第一弾はたまたまなのですが今週アップされたビデオが
インディー女子が踊りまくっているものばかりなのでまとめて紹介します!

INHEAVEN // Treats
過去にも紹介記事(INHEAVEN // Baby's Alright)を書いていますが
Julian Casablancasもお気に入りのロンドンの4人組INHEAVEN
今回のビデオでは紅一点の美人ベーシストChloe Littleがチア姿を披露してます。
記事を書いてたころは、男女ツインボーカルのベッドルーム・グランジ・ポップでしたが
最近はWolf Aliceを意識しているのか、Chloeメインのグランジ、オルタナ路線へシフト。
彼女特集も組まれるぐらいなので新たなカリスマになる予感。
ビデオのラスト・シーンはまさに映画『キャリー』だね。
(どうみてもChloeちゃんはいじめられっこに見えないけど)

San Cisco // SloMo
 
ドラマーScarlett Stevensのキュートさに日本でも話題となった
オーストラリアの脱力ポップ・バンドSan Cisoの新しいビデオ。
来年リリースされる3枚目のアルバムからの1stシングルです。
ディスコ風のダンサンブルなサウンドにあわせて
みんなで踊りまくるビデオは見てるとハッピーな気分になります。
やっぱり踊るScarlettかわいい!

Elohim // Hallucinating

LAの覆面女性シンガーソングライターElohimの
新しいミュージック・ビデオは
カラフルなでお洒落な映画のワンシーンのよう。
色使いや子供が主役なところはWes Anderson的な世界観ですね。
常夏の太陽が恋しくなるようなトロピカルなエレクトロサウンドに
映像がマッチしていて本当に素敵。

そういえば、ElohimのヴァイナルとTシャツをOfficial Siteから購入したところ
本人から素敵なメッセージカードをいただきました♡



2016年11月20日日曜日

The Big Moonがデビューアルバムを来年4月にリリース!

ロンドンのロックバンド The Big Moon がデビュー・アルバム『Love In The 4th Dimension』を 来年4月に リリース!!私としてはようやく、、という感じ。
というのも彼女たちの存在は去年ぐらいからThe MaccabeesやMystery Jets、The Vaccinesのサポートをしてロンドンで話題になっていたため知っていて、昨年書いた記事Best New Faces for 2016で2016年売れそうな新人リストに1位にしているぐらい好きなバンド。実はきちんと彼女たちの紹介記事を書いていなかったので、デビューアルバム発売を記念して、The Big Moonの魅力に迫ります!


2016年11月2日水曜日

REVIEW : Votaries / Psychometry

彼らの音楽は鬱々とした終らない夢に誘われるよう。
USの新人Votariesのデビューアルバム『Psychometry』は、
シューゲイザーとサイケデリックが混ざり合い、
リヴァーブのかかったギターと囁くような陰鬱な歌声が解け合い、
ダークでいて、幻想的で、それでいて甘美的だ。
彼らは、現代の若きシド・バレットともポスト・ブラッドフォードとも評される
Jakson Scottが新たに結成したバンドと説明した方が
インディーファンには話が早いだろう。
Jackson Scottは、3年前の彼のソロとしてのデビューアルバム『Melborune』をリリースし、Pitckforkや各メディアから絶賛された宅録青年。
本ブログでもメールでインタビューをしていたので
私の中では個人的に思い入れのあるアーティストの1人。

Jackson Scott // That Awful Sound

Jackson Scottとして曲を出していたときは
まだ青臭さとポップさが残っていたように思うけれど、
今作ではバンドとしてよりヘビィでロックな音へと変化し、
少年から青年への成長が伺える。

Votaries // Trick Tomorrow
ちなみにValarian Zamel が監督した「Trick Tomorrow」の
MVのダークな世界観も素晴らしい。

アルバム全体としては暗い世界観なのだけれど
真ん中に収録されている「Succumb」という曲だけ少し異色で、
エモくてアンセミックなメロディに
胸が締め付けられるようで、涙がでそう。
Votaries // Succumb

重々しくダークな世界観が詰まったこのアルバムは
冬のひんやりした空気にぴったりな1枚だと思う。



Votaries / Psychometry
[Track List]
1. Annihilation Generation
2. Trick Tomorrow
3. All Mine
4. Second Sister
5. Delusion
6. Succumb
7. Lucifer Inverted
8. Your Bed Is Melting
9. Rainbow Death Revisited
10. Ritualized