2016年12月31日土曜日

Best Albums of 2016

2016年もお世話になりました!! 
それでは、毎年恒例のベストアルバム20枚の発表です:)

※1~5位のみコメントを付けています。
#20 Votaries / Psychometry
#19 Anderson . Paak / Malibu
#18 Blossoms / Blossoms 
#17 Local Natives / Sunlit Youth
#16 Elohim / Elohim
#15 Angel Olsen / My Woman
#14 YAK / Alas Salvation
#13 Chance The Rapper / Coloring Book 
#12 LUH / Spiritual Songs for Lovers to Sing
#11 Frank Ocean /  Blonde

#10 AlunaGeorge / I Remember

Recommend :Mean What I Mean

#9 Beach Baby / No Mind No Money

Recommend :UR

#8 Banks / The Altar

Recommend :Fuck With Myself

#7 Twin Peaks / Down In Heaven

Recommend :Holding Roses

#6 Warpaint / Heads Up

Recommend :New Song

#5 Whitney / Light Upon the Lake
元Smith Westernsのメンバー、JulienとMaxによる新バンド。
実のところ、Smith Westernsがあまりに好きすぎて最初は聴く気がなくて、
聴いてみたらやっぱりSWとは違かったけれど、でもバンド解散を乗り越えた彼らの紡ぐ
メロウで無垢で心地の良いポップ・サウンドに結局は魅了されてしまった。

Recommend :No Matter Where We Go

#4 HiNDS / Leave Me Alone

今年日本でもヒットしたガールズ・バンドHiNDSのデビューアルバム。
脱力でシンプルで、みんなハッピーになっちゃうロックンロール。
来日時に対面インタビューできたのも良い思い出。

Recommend :Warts

#3 Cullen Omori / New Misery

世間ではWhitneyの評価が高く、Smith Westernsの元フロントマンCullenのソロ作は
霞んでしまった印象だけれども、私は彼の作品の方が好きだったり。
Smith Westernsと変わらないクラクラするほど甘くて切ない世界に私は彼の音楽と出会った時からずっと魅了されている。

Recommend :Sour Silk

#2 Car Seat Headrest / Teens of Denial

今、10代の心の葛藤を歌わせたら彼らの右に出るものはいないのでは。
昨年のベストアルバムでも彼らのアルバムを1位にしたけれど、本作も前作と変わらず、
ナードたちによるセンチメンタルな青春ソングは聴く者に青春の記憶が蘇らせるのだ。

Recommend : Drunk Drivers/Killer Whales

#1 The Lemon Twigs / Do Hollywood
2016年のベストは彗星のごとくインディーロック・シーンに現れた天才兄弟たちによるデビューアルバム。
目新しさはない、どちらかといえば、60s回顧的。
けれども、彼らの作り出すサイケデリアで鮮やかなバロック・ポップの世界観に抗うことのできない魅力があると思う。
完璧なポップ・アルバム。

Recommend : These Words

◆2016年を振り返って
2016年は、私の音楽人生で最も重要なバンドであるSmith WesternsのフロントマンCullen Omoriがソロでデビューし、また他のメンバーJulienとMaxが結成したバンドWhitneyが各音楽メディアで高評価を得る等、私にとってはSmith Westernsが1つのキーワードになっていたかもしれません。SW自体は一度評価を得たものの、たった3枚で(それもひっそりと)解散となっています。今までロックを好きになってから10年、このように儚く散っていた若手バンドはいくつも見てきたけれど、解散後もそれぞれ違う道で音楽を続けて、評価されるアーティストはなかなかいないので、彼らの活躍はとても嬉しいです。

今年は、上述で述べた憧れのCullen Omori、前身バンドから知っているHiNDSやYAKにもインタビューができたり、そのYAKのメンバーを自分のパーティーに招請したりしました。社会人になってからなかなか音楽に費やす時間が減ってはいたものの3年目になり余裕も出てきたので、今年は自分の音楽ライフ自体もとても充実していたのかなと思います。

また、今年も私はかなり雑食的に音楽を漁って、聴いて、実際にイベントやライブにも行ったりはしていましたが、ベストアルバムを見ての通り、結局は自分の原点であるギター・ロック/ガレージ・ロックに戻ってきてしまいます。The Lemon Twigsを始めとして、若くて勢いがあり、カリスマ的な魅力を持つバンドはどんどん出てきているので、来年の音楽シーンもとても楽しみです。それでは来年もよろしくお願いします!





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