2013年12月30日月曜日

20 Best Albums in 2013

2013年ももう終わり!ということで
最後の締めにベスト・アルバム20枚の発表になります!
新人バンドのデビューアルバムばかり選んでいて
私らしい選盤になったんじゃないかなと思います。


♥20-11位
20. Is Tropical / I'm Leaving
19. Charli XCX/ True Romance
18. Disclosure/Settle
17. Swim Deep/ Where the Heaven are We
16. Everything Everything/ Arc
15.Bleached/ Ride Your Heart
14. David Bowie/The Next Day
13. Foals / Holy Fire
12. Veronica Falls/Waiting for Something to Happen
11. !!! / Thr!!!er

♥10-1位 

10. Savages / Silence Yoursellf
対面インタビューをさせていただいたこともあり思い入れのあるバンド。
彼女たちはとても頭が良く、緻密に計算して音楽を作っているという印象です。
女子4人で男勝りな骨太ロックを鳴らすところが面白く、
ストレートに伝わってくる時に暴力的でもあるシンプルな歌詞もまた魅力。
Fav: Husbands

9. Cage The Elephant/ Melophobia
大好きなCage The Elephantの新譜は期待を裏切らなかった。
激しくグランジ風な前作と比べ、今作は少し大人びた印象のオルタナティブ・ロックへと成長。
落ち着きのあるダイナミックなサウンドに彼らの余裕と自信が見えるよう。

8. Arctic Monkeys / AM
Arctic Monkeysはアルバムごとに雰囲気を変えてくるくせに
1枚1枚どれも最高という素晴らしいバンドですね。
西海岸風の落ち着いたサウンド出会った前作から一変ブルージーでロックンロール。

7. Blood Orange / Cupid Deluxe
デヴ・ハインズのBlood Orange名義での2枚目となるアルバム。
ファンクでソウルフルな雰囲気がありつつポップでお洒落。

6. Jackson Scott / Melbourne
今年は音楽も90sがキーワードだったように思います。
Pitchforkでも絶賛された20歳のシンガーソングライター。
Pixiesのようなノイジーなサウンドと鬱々とした気だるいボーカルの声が病みつきです。
少し気持ち悪さのある不協和音がまた90年代っぽい。
Fav: That Awful Sound

5. The Fat White Family / Champagne Holocaust
これを聴くともう他の”サイケ”バンドが生ぬるく感じてしまいますね。
聴いていてくらくらするほど病的で変態的で衝撃的なサウンドに出会ってしまいました。
民族的な雰囲気や奇声のようなコーラスはこれぞサイケデリック。
Fav:Cream of the Young

4.Fenech Soler / Rituals
「Lies」が有名な彼らだけど、新譜も相変わらずフレンチエレクトロ風のセンスの良いモダン・エレクトロ。
リードシングル「All I Know」はEDMをお洒落に消化したパーティーチューンですが、
アルバム後半にかけてDelphicのような浮遊感のあるミニマルサウンドで心地良い。
Fav: Magnetic

3. Peace / In Love
今年1番私の中で盛り上がったUKの新人はPeace。
ライブでは60年代のロックスターのようなファッションを身にまとうボーカルHarrisonに完全にノックアウト。
90年代グランジの要素、ブリットポップのような甘さも備えたサウンドをバックに歌う
Harrisonの艶っぽい歌声は至高です。
Fav:Bloodshake

2. The Lovely Bad Things / Late Great Whatever
Burger Records所属のLA出身男女混合バンドのデビューアルバム。
Cloud Nothingsのような激しさを備えたギターサウンド、
Veronica Fallsのような絡み合う男女ボーカル、切なくて胸に突き刺さるメロディー。
私が欲している青春サウンドを体現した1枚。

1. Smith Westerns / Soft Will


Smith Westernsはやっぱり最高です。
前作同様とろけそうなほど甘くノスタルジックなギターサウンドに白昼夢に誘われるよう。
きらきらとしたサウンドにときめきにときめきを覚えます。
青臭い青春サウンドを奏でる彼らにはまだ大人になって欲しくない。
Fav: Idol


青春ガレージサウンドが大好物な私は1位Smith Westerns、2位The Lovely Bad Thingsという結果となりました。The Lovely Bad Thingsはあまり話題になってないけれど、次のアルバムで更に化けそうだなという期待もあって2位にしてます。
それと今年は私の中でイギリスの新人勢が豊作な1年だったかな。やっぱり1番はカリスマ的魅力をもつPeace。同郷のSwim Deepの新譜もアルバム通り昇天しそうな甘さ。The Fat White FamilyやSavagesのような強烈な個性を持つバンドもいて、来年もUKシーンは面白そう。


さて、2013年は私にとって、バンドへインタビューしたり、DJをしたり、Spincoasterにキュレーターとして参加することになったりと、いろいなことに挑戦できて充実した1年でした。ただのリスナーだった私が自己満足の域を超えて何かを外に発信できるようになり、考えさせられうことも多かったです。私生活が忙しく、なかなかブログを更新できなかったにも関わらず、チェックして頂いた方ありがとうございました!来年はもっとブログをきっちりと更新していきたいなと思っています。

Spincoasterでベスト・トラック5、Advantage Webにベストアルバム10を書かせていただきました!すごい人たちのベストの中に私も混ざって書かせてもらえて恐縮です。こちらも併せてチェックしてください!

それでは良いお年を~

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