2012年7月12日木曜日

There Are No Innocent Bystanders

The Libertinesの再結成の裏側を追ったドキュメンタリー映画
『There Are No Innocent Bystanders(邦題:ザ・リバティーンズ 傷だらけの伝説)』
を見たのでその感想を

私がロックにハマりだしたのはちょうどThe Libertinesが解散したころの2005年
だからLibertinesをリアルタイムで知ったというわけではない
彼ら知ったきっかけは彼らから影響を受けて出てきたThe ViewやThe Enemyといったバンド
そしてBabyshamblesとDirty Pretty Thingsからだった
私が彼らの音楽を初めて聞いたとき、
Libertinesはもうすでに過去の伝説的なバンドとして捕らえていたから
そこまでの衝撃はなかったけれど
Peteのかすれたハスキー声とCarlの渋い歌声の絡み合いと
シンプルでストレートなギターサウンドに魅了された
これぞ00年代のロックンロールなんだと思って感動した覚えがある

この映画は再結成ライブの裏側に迫ったものではあるけれど
Libertinesの結成から崩壊、そして再結成、と彼らの始まりから現在までが語られている
どちからかというとCarl目線で語られてることが多かったかな?
Libertinesといえばカリスマ性あるPeteとCarlの2人の存在が重要になってくるのだけれど
この2人の関係は友情とか愛情よりも何かもっと強いもので繋がっているように思えた
バンドの人気とともにドラックに溺れていくPeteへのCarlの思いは切ない

最後のReading Festivalでの再結成ライブには鳥肌がたった
熱狂する観客を見て胸が熱くなった
Libertinesは本当に愛されているのだなと感じた
と同時にこの先彼らはどこへ行くのだろうと思った
この再結成初のライブから2年経ったけれど
新しいアルバムを出す出さない、まだ彼らの行く先は不透明
この映画を観て、確かに彼らは再結成したけれども
一度壊れたものはもう戻らない
The Libertinesはここでこのまま伝説になるんじゃないかと思う

Trailer

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