『YES』最新号で対面インタビューをさせて頂いたので
こちらも併せてチェックしてくれると嬉しいです♥
http://yesmagazines.net/?p=4778
今年はフジロックには行かなかったけど、Savagesの評判が良く楽しみにしていた単独ライブ。
時間ぴったりに出てきたのはボーカルJehnyのパートナーであるJohnny Hostileで
彼がオープニングを演奏した。
こちらもダークな雰囲気であり一人にもかかわらず迫力があった。
途中でGemmaがギター演奏に加わったり、Jehnyとデュエットする場面もあった。
二人はもちろん息がぴったりのように見えた。
ちなみに二人が前にやっていたバンドJohn&Jehnはこういうポップな感じ(全然雰囲気違う!)。
John & Jehn
さて、いよいよメインであるSavagesの登場。
黒ずくめに決めたメンバーは雰囲気があり、薄暗いライブハウスとよく似合う。
メンバーが現れるなり「Shut Up」で幕を開けた。
いきなりの轟音にど肝を抜かれ、鳥肌が立った。
女性4人でこんなにも骨太な演奏ができるのか。
ライトが眩しくてメンバーの顔がよく見えず、一人白シャツを着ているJehnyが神々しく見える。
何かのインタビューで、Joy Devisionとよく比較されているけど自分たちは全然似てないと言っていた。
でも、Jenhyの何かにとり憑かれたような動きはやはりイアン・カーティスに通じるものがあると思う。
演劇監督の両親を持ち、演劇や映画にも携わっていたというバックグラウンドのせいか
ドラマチックで何かを訴えかけているようなそんな動きに見えた。
彼女たちのライブは動と静のコントラストをはっきりと使い分けているように思えた。
静かな時は本当に身動きがとれなくなるほど静かで、
だから激しい演奏の時により激しさを感じる。
満員になっていたフロアの前方ではモッシュが起こっていた。
「Fuckers」でBo Ningenのユキが現れ一緒に演奏しラストを飾った。
興奮冷めやらぬ観客がアンコールを求め現れたメンバーは
笑顔で丁寧にお辞儀をして去っていった(アンコールはしない主義とのこと)。
その去っていく姿がまたかっこいいのだった。
完璧、だった。
Savagesというバンドはライブ演奏に対してストイックなんだと思う。
オープニングから最後まで、流れを全て計算していて一つの作品として提示してくれたよう。
彼女たちのダークな世界観を堪能できた。
今後の将来がとても楽しみな新人バンドだと思う。
*set list
Shut Up
City's Full
I Am Here
Give Me A Gun
Strife
Waiting For A Sign
Flying To Berlin
No Face
She Will
Hit Me
Husbands
Fuckers
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