2016年12月31日土曜日

Best Albums of 2016

2016年もお世話になりました!! 
それでは、毎年恒例のベストアルバム20枚の発表です:)

2016年12月25日日曜日

New Faces for 2017


2016年も残りわずか・・!ということで
今年も来年ブレイクしそうな新人アーティストをピックアップしました!
選んでみるとオルタナ女子バンドが多い。

2016年11月25日金曜日

Theme Park // L.A (Is Stealing My Friends)


こんなにも真夏の太陽が似合うイギリスのバンドはいないのではないか。
イギリス、ロンドンの3人組Theme Parkが再び戻ってきた。
2013年リリースしたアルバム『Theme Park』は
若さゆえに作ることのできるノスタルジックでドリーミーな曲が詰まっていたけれど
3年を経た彼らの新曲「L.A (Is Stealing My Friends)」は
色褪せるどころかさらにその輝きを増しているように思う。
特に曲の後半のエモーショナルなギターリフと美しいヴォーカルに
胸の高まりを押さえることができない。

Theme Park // L.A (Is Stealing My Friends)


LAの青い空をバックにプールサイドでレモネード飲みたい、
彼らの曲ってそんな感じ。
MVは鮮やかな色合いの映像にも関わらず内容はサスペンス
というギャップも面白いです。
2ndアルバムのリリースももうすぐ(恐らく来年?)のようですごく楽しみだなー

2016年11月23日水曜日

NEW VIDEO: カワイイ女子が踊りまくっています!(INHEAVEN、San Cisco、Elohim)

元々映画を批評する勉強を大学時代にしてたこともあり
ミュージック・ビデオを観るのは好きなので、
今後定期的に気になる新しいミュージック・ビデオを紹介してこうかなと思います。
第一弾はたまたまなのですが今週アップされたビデオが
インディー女子が踊りまくっているものばかりなのでまとめて紹介します!

INHEAVEN // Treats
過去にも紹介記事(INHEAVEN // Baby's Alright)を書いていますが
Julian Casablancasもお気に入りのロンドンの4人組INHEAVEN
今回のビデオでは紅一点の美人ベーシストChloe Littleがチア姿を披露してます。
記事を書いてたころは、男女ツインボーカルのベッドルーム・グランジ・ポップでしたが
最近はWolf Aliceを意識しているのか、Chloeメインのグランジ、オルタナ路線へシフト。
彼女特集も組まれるぐらいなので新たなカリスマになる予感。
ビデオのラスト・シーンはまさに映画『キャリー』だね。
(どうみてもChloeちゃんはいじめられっこに見えないけど)

San Cisco // SloMo
 
ドラマーScarlett Stevensのキュートさに日本でも話題となった
オーストラリアの脱力ポップ・バンドSan Cisoの新しいビデオ。
来年リリースされる3枚目のアルバムからの1stシングルです。
ディスコ風のダンサンブルなサウンドにあわせて
みんなで踊りまくるビデオは見てるとハッピーな気分になります。
やっぱり踊るScarlettかわいい!

Elohim // Hallucinating

LAの覆面女性シンガーソングライターElohimの
新しいミュージック・ビデオは
カラフルなでお洒落な映画のワンシーンのよう。
色使いや子供が主役なところはWes Anderson的な世界観ですね。
常夏の太陽が恋しくなるようなトロピカルなエレクトロサウンドに
映像がマッチしていて本当に素敵。

そういえば、ElohimのヴァイナルとTシャツをOfficial Siteから購入したところ
本人から素敵なメッセージカードをいただきました♡



2016年11月20日日曜日

The Big Moonがデビューアルバムを来年4月にリリース!

ロンドンのロックバンド The Big Moon がデビュー・アルバム『Love In The 4th Dimension』を 来年4月に リリース!!私としてはようやく、、という感じ。
というのも彼女たちの存在は去年ぐらいからThe MaccabeesやMystery Jets、The Vaccinesのサポートをしてロンドンで話題になっていたため知っていて、昨年書いた記事Best New Faces for 2016で2016年売れそうな新人リストに1位にしているぐらい好きなバンド。実はきちんと彼女たちの紹介記事を書いていなかったので、デビューアルバム発売を記念して、The Big Moonの魅力に迫ります!


2016年11月2日水曜日

REVIEW : Votaries / Psychometry

彼らの音楽は鬱々とした終らない夢に誘われるよう。
USの新人Votariesのデビューアルバム『Psychometry』は、
シューゲイザーとサイケデリックが混ざり合い、
リヴァーブのかかったギターと囁くような陰鬱な歌声が解け合い、
ダークでいて、幻想的で、それでいて甘美的だ。
彼らは、現代の若きシド・バレットともポスト・ブラッドフォードとも評される
Jakson Scottが新たに結成したバンドと説明した方が
インディーファンには話が早いだろう。
Jackson Scottは、3年前の彼のソロとしてのデビューアルバム『Melborune』をリリースし、Pitckforkや各メディアから絶賛された宅録青年。
本ブログでもメールでインタビューをしていたので
私の中では個人的に思い入れのあるアーティストの1人。

Jackson Scott // That Awful Sound

Jackson Scottとして曲を出していたときは
まだ青臭さとポップさが残っていたように思うけれど、
今作ではバンドとしてよりヘビィでロックな音へと変化し、
少年から青年への成長が伺える。

Votaries // Trick Tomorrow
ちなみにValarian Zamel が監督した「Trick Tomorrow」の
MVのダークな世界観も素晴らしい。

アルバム全体としては暗い世界観なのだけれど
真ん中に収録されている「Succumb」という曲だけ少し異色で、
エモくてアンセミックなメロディに
胸が締め付けられるようで、涙がでそう。
Votaries // Succumb

重々しくダークな世界観が詰まったこのアルバムは
冬のひんやりした空気にぴったりな1枚だと思う。



Votaries / Psychometry
[Track List]
1. Annihilation Generation
2. Trick Tomorrow
3. All Mine
4. Second Sister
5. Delusion
6. Succumb
7. Lucifer Inverted
8. Your Bed Is Melting
9. Rainbow Death Revisited
10. Ritualized

2016年7月18日月曜日

NEW : GIRLI

「人々を不快にさせたいの!」
インタビューでそう語るどぎついピンクをまとったティーンのラッパー、GIRLI。
普通アーティストは音楽で人をハッピーにさせたいんじゃないのか・・
ルックス、発言、そしてもちろん曲もパンチのある
ロンドン出身、GIRLIが最近気になってしょうがないので紹介。

彼女の曲はメディアでも“urban-cyber-electronic-sugar-dance-pop”等と
形容されるぐらい一言では説明つかなく、
本人も自分の音楽は「カオス」だと述べています。

イギリス版Kitty PrydeとかBrooke Candyとか言われているけど
GIRLIはもっとゲーム音楽っぽいエレクトロ要素があるのと
見た目に反した耳に残るキャッチーなメロディとかわいらしい歌声のため、
上記に挙げたようなラップを聞かない人でも受け入れ易い音楽かと思う。

デビュー曲のMusic Videoがこれ、
初めて観たときルックスにびっくりした。
「So You Think You Can Fuck With Me Do Ya」

Chainsmokersの大ヒット曲SELFIEがサンプリングされています、ちなみに。

今年入ってから「Too Much Fun」という
かなりアップテンポの曲も出していて、それがむちゃくちゃかっこい、踊りたい。


まだ数曲しか出していなく将来性は未知数ですが、
(そして日本では受けなさそうだけど)
DIYな精神を貫く彼女の今後に期待!

2016年4月16日土曜日

Foreign / National // Tristesse

最近気になるメルボルン出身のインディーバンド。
Bombay Bicycle Clubの後継者かと言っても過言じゃない
フォークやエレクトロ、ディスコ、ファンク等様々な要素が混在した
トロピカルなサウンドはセンスの良さを感じます。
新曲「Tristesse」を初めて聴いたとき
歌声が似すぎてBBCの曲かと思った。

2016年3月27日日曜日

MIAMIGO // What I Want

バンド名がちゃらいなーと思って聞いたのですが
80s、90sディスコ風シンセポップのサウンドとセクシーなボーカルがなかなかかっこいい。
本人たちいわくダークなひねくれポップ。
まだ結成して1年ぐらいのUKデュオなので、
あまり情報がないのですが・・・。
The 1975好きな方あたりにオススメ。

2016年3月20日日曜日

Dream Wife // Hey Heartbreaker

前に過去記事で紹介したDream Wifeの新しいMV、
あいかわらずお洒落でかわいい。
パーティ・ロックギャルたちのファッションも最高だ

2016年3月19日土曜日

INHEAVEN // Baby's Alright

INHEAVENはいつも私のツボを押さえてくる

ロンドンから現れた4人組のドッ直球な青春ロックソング。
メンバーのビジュアルも良く
特にベースかな?紅一点Chloeちゃんは最近特集を組まれるほど!

ジュリアン・カサブランカスが惚れこんだというこの曲も名曲、
ライブの最後に流れたらみんな大合唱間違いなしのアンセムス感。

Interview / Cullen Omori

10代のころからずっと彼と彼の作る音楽の世界に魅了され続けています。
3/18にデビューアルバム『New Misery』をリリースした
Smith WesternsのCullen Omori。
海外アーティストのインタビューをやるようになってから
私がずっとやりたかったことがようやく実現しました。

Spincoasterにて私が担当したインタビューが公開されています。
ぜひ読んでください〜^^

LIFE // Popular Music

英国のパンクな新鋭LIFEのデビュー曲「Popular Music」、
むっちゃ尖っております。
初期のころのThese New Puritansを更にパンク、ロックにした感じ。
00年代の"UKロック"っぽいなー
コラージュしたビデオも素敵です

2016年2月21日日曜日

Yahyel // Joseph

昨日、2.5Dで見に行ってきました。
海外経験のある東京住在の日本人のコ達のバンドですが
スモーキーで色気のある歌声は日本人離れしていて圧巻。
ポストダブステやエレクトロニカを昇華させ、
エロティックさとダークネスが混在した世界観に圧倒。
ロンドンのラフトレでショーをやってたみたいだけど
世界にも通じるのは納得。

最近の海外インディー勢だとMORHXRやらEmpress Ofあたりを思い出した。

YONAKA // Ignorance


ブライトン出身の4ピースバンド。
バンド名、日本語から取っているのでしょうか。
サウンドはバンド名から想像がつく通り。

女子ボーカルを据え、
かなりヘビィでエッジのかかったダークロックサウンドは
一度聴くと頭にガツンと衝撃がくるはず。


2016年2月20日土曜日

The Magic Gang // Feeling Better


UKの新鋭The Magic Gangの曲を聴いていると夏が来たような錯覚を覚える。
90sネオアコっぽい郷愁感じるファジーなギターと
甘い歌声がノスタルジーで胸きゅん。

イギリスでもライブがSold Outしているようで
今後の活躍に期待したい若手ですね。

最強のガールズバンドBleachedが帰ってくる!

2013年『Ride Your Heart』以来久々に
新譜『Welcome the Warm』を4月にリリースするLAのガールズバンドBleached。
新しいミュージックビデオが公開されてました。
 彼女たちのビデオはいつもかわいくてセンスがある。

Wednesday Night Melody

前作ではノスタルジックなサーフポップ風なサウンドだったけど
新曲は疾走感の増したロックになった印象。

花柄のワンピースに革ジャンとマーチンのブーツを併せちゃうような
甘辛なロックファッションを身にまとい、
ステージでギターを弾くvo. Jeniferは本当にキュート。
Bleachedというバンドは“かわいい”だけでも”かっこいい”だけでもなく
どちらの要素も持ち合わせているから、
同性の女の子たちからも憧れられる最強のガールズ・ロック・バンドだと思う。

そのセンスが認められサンローランのビデオにも。

最近のピンクのボブヘアが春っぽくてかわいい。
春が待ち遠しくなっちゃうな。

2016年2月7日日曜日

Interview : Spring King


彼らの音楽を聴けば、ギターロックはやっぱり最高だ、と思うはず。
著名なロックバンドを輩出したマンチェスターから出てきた新鋭、Spring Kingの音楽は、大人になりきれない彼らの初期衝動が詰まっている。
シンプルにかき鳴らす青臭いギターサウンドは、永遠の悪ガキBlack Lipsだったりシカゴの若手ロックバンドThe Orwellsに共通するものがある。
特別にメッセージ性があるわけでもない、お洒落なわけでもない、でもこの青春を具現化したようなノスタルジーを感じる音楽に、過去の甘酸っぱい想い出が鮮やかに思い出され、ただただむちゃくちゃに踊りたくて仕方なくなっちゃう。
真のロックン・ロールってこういうものじゃない?

さて、まだデビューアルバムもリリース前の彼らにメールインタビューを敢行した。

NEW : Mura Masa

19歳の若きトラックメーカー、Mura MasaのEP『Somewhere Someday』が最高すぎる。
ちなみに名前の由来は戦国時代の日本刀から来ているらしい。

スローテンポで、美しくモダンなハウス・サウンドはJaime XXばり。
色鮮やかで暖かい彼の音楽は、
聴いていると水の中に漂っているような心地良さを感じる。

Mura Masa // Lovesick Fuck

Mura Masa // Love For That (feat. Shura)

そして21歳のJay Princeをフューチャーしたこの曲がまたかっこいい。
甘いハウスサウンドとJayのラップの組み合わせが最高だ。
Mura Masa // Low (ft. Jay Prince)
Jay Princeのアルバム『BeFore Our Time』はname your priceで買えるのでこちらもぜひ。


2016年2月6日土曜日

NEW : Dua Lipa

最近ロンドン出身、20歳のシンガーソングライター、Dua Lipaが気になる。
ランキングには惜しくも入らなかったけど
BBC Music Sound Of, 2016のリストにも入っている。

イギリスって土地柄なのかダークな音楽が次々出てくるな。
彼女もまたダーク・ポップ歌姫。
ルックスもエキゾチックで色っぽく存在感を漂わせているけど、
歌声も大人びたハスキーめな声でかっこいい。

Dua Lipa // Be The One

15歳から音楽活動を始め、最初にデモをリリースしたのは17歳の時。
影響を受けた音楽はボウイやディランで、
最近好きなのはChance The RapperやSchoolboy Qという
20歳にしてはなかなかの趣味をしていると思う。

Jamie XXの「Good Times」もカバーしてたり。

こちらはBBCのライブ映像。

あどけなさは少しあるけど、エロティックな雰囲気でファッションも可愛い。
今年アルバムをリリースするようで、とても楽しみ、

2016年2月3日水曜日

Sweat // Be Complete

ロンドンの東の方(Fat Whitesと同郷?)から出てきた
新人バンドSweatのデビューソング。
Is TropicalやSwim Deepの前座をやってじわじわと話題になっているらしい。

ビデオといい完全に80sグラムを再現した徹底的な時代錯誤感が良い。

写真が怪しい。笑

WALL // Cuban Cigars

このビデオ観た瞬間、「あ、カッコイイ」と思った。

NYの新鋭、ポストパンクバンドWALLのデビューシングル。
轟音ギターとハスキーな女子ボーカルに理性も吹っ飛ぶ。
90sオルタナ女子が流行だけど、このバンドも
ボーカルの女の子のやさぐれた退廃的ムードが超絶カッコイイ。
新たなロックンロールヒロインの登場?


ちなみにMVの監督はIs TropicalのMV等を手掛けたRichard Kern
にしても情報が少ないので(バンド名もありきたりだし)、
もう少し調べてみます。

2016年1月10日日曜日

Spring King // City


レコードで大音量でかけてむちゃくちゃに踊り狂ったら絶対楽しい、
もちろん片手にはビールを持って。

NMEの2016年の新人リストにも選出されていた
マンチェスター出身のガレージパンクバンド。
このMVもセンス良いなぁ。
絶対ハーモニー・コリンの『スプリング・ブレイカーズ』意識してる。笑

Cullen Omori // Cinnamon


胸が締め付けられるほどの甘さに、
目眩がするほどくらくらする。
新年早々、一昨年解散をしたSmith Westernsのフロントマン、
Cullen Omoriの「Cinnamon」のMVが公開されました。

Cullen Omori // Cinnamon

彼の音楽ほど青春の記憶をフラッシュバックさせるものはないと思う。
90sブリットポップや70sグラムの影響がうかがいしれる
キラめくシンセーサイザーとギターサウンド。
その甘い音に夢心地な歌声が合わせることで
より一層ドリーミーな空気を作っている。
またBritney SpearsやGwen Stefaniからも多大な影響を受けたというだけあり
(万人受けという意味での)”ポップ”さも持ち合わせている点も素晴らしい。
そして、Cullen Omoriの持つ存在感、
消えてしまいそうな危うく儚げな雰囲気、
(それはカリスマ性ともまた違うんだけれど)も魅力に映る。

シナモンというスパイスは香り高く、一見甘いイメージだけれど
口に入れると実は苦い、この曲もまさにそんな感じ。
彼の作り出すロマンチックでほろ苦い世界観は、
Smith Westernsの時とそんなには変わってない。
ふわふわしててキラキラしてて眩しい。

2016年3月18日アルバム『New Misery』Sub Popからリリース予定。
今作は、病院で働いていたときの経験がインスパイアされているとのこと。
死や世の中の暗い部分を見た彼が
その経験をどのようにポップに落とし込んだのか、とても楽しみだな。

Smith Westerns解散の契機となったのはギターのMaxの脱退ですが、
その彼はというとJulienと一緒にWhitneyというバンドで活動しています。
こちらも青臭い雰囲気で好きだったり。

Whitney // No Mater Where We Go

話は戻ってCullenですが、アルバムリリース後は
アメリカツアーを行うようです。
数年前サマソニでのやる気のない公演を見た半年後に
アメリカツアー最終日に最前で見て素晴らしかった!
その際の感想をブログに書いてたんだけどなんか青い笑
Smith Westerns @Turner Hall Ballroom in Milwaukee
また日本来て欲しいなー!!